・完全予約制ですので、少ない待ち時間でリハビリを行うことができます
・一人ひとりの時間枠をしっかり確保してマンツーマンでリハビリを行います
・通院頻度の目安はこちらからお伝えしますが、ご都合に合わせて日程を組むことも可能です。
※時間予約制ですが、担当制ではございません。担当制を希望の方はリハビリスタッフにご相談ください。
受付時間
9:00~17:00(最終枠16:10)
※予約変更のみ電話で受付 TEL:011−571−2001(リハビリ予約の変更の旨を伝えてください)
外来リハビリテーション開始の流れ
・初回リハビリ
評価・リハビリ計画・リハビリ実施
・2回目以降
計画に沿ったリハビリの継続・効果判定・リハビリプログラムの修正
※効果が出てきたり、リハビリに体が慣れてきたら、レベルアップしたメニューに取り組み、より効果的なリハビリを行う。
それぞれの目的に合わせたリハビリ計画
スポーツ復帰が目標の人、通常通りの生活が目標の人、年齢、生活環境によって目指すゴールが異なりますので、それぞれ実施するリハビリテーションが異なります。
そのため、初回に問診をしっかり行い、リハビリの目標を患者様と一緒に設定し、それに向けたリハビリ計画を立てます。
各競技種目・レベルに合わせたリハビリテーションを行います。
①組織の回復
靭帯・骨・筋肉によって回復過程が異なるため、医師と連携をとりながら怪我をした組織の回復を促します。この時期は患部の安静が基本となりますが、この期間に身体の筋力・柔軟性が低下していきます。そのため、患部に負担をかけずに体を動かすことが早期復帰のポイントとなります。
②身体機能の回復
組織の回復具合に合わせて適切な負荷をかけながら身体機能を回復させていきます。この時期は過負荷になってしまうと、組織の回復が遅れますし、負荷が少なすぎると身体機能の回復が遅れてしまいます。
③再発防止
ケガをした原因を分析し、再発予防に努めます。通常、怪我の後は組織が弱くなっているため、身体機能を高めることが再発防止に重要です。
スポーツリハビリの流れ
急性期リハビリテーションについて
術後は疼痛管理チームと連携し、痛みをコントロールしながら早期よりリハビリテーションを行います。早期からリハビリを行うことにより、機能低下を防ぎながら元の生活に戻れるように支援していきます。
術後早期は痛みが強いため、薬剤等を使用して痛みを抑えることで早期からリハビリテーションを行うことが可能です。数日すると炎症による痛みが落ち着くので、薬剤を調整しながらリハビリテーションを継続していきます。
【急性期リハビリの例】
・関節可動域訓練:けがや手術により硬くなった関節を動かし、動作が行いやすくするためのリハビリです。
・動作練習:術後早期は思うように体が動かせないので、体に負担のかかりづらい動きや体の状態に合った動作を指導・練習していきます。手術した部位は痛みに合わせて徐々に動かしていきますが、それ以外の部位は早期から積極的に動かすことで早い回復が見込めます。
回復期リハビリテーションについて
状態が安定し、積極的なリハビリが必要な患者様は回復期病棟(当院3階)にてリハビリを継続します。回復期病棟は土日祝日に関わらず毎日リハビリテーションを行います。
また、それぞれの退院後の生活(自宅生活・復職・復学など)に向けたリハビリテーションを行い、生活環境を整えるための支援も行います。
【回復期リハビリの例】
上記の急性期リハビリの内容に加えて…
・生活動作練習:下肢のケガの場合は浴槽をまたぐ、上肢のケガの場合は着替えの練習といった退院後に困りやすい動作を想定して練習を行います。
・理学療法士、作業療法士による専門的なリハビリだけでなく、朝起きてから寝るまでの入院生活すべてをリハビリと捉え、できる限りご自身の力で生活出来るよう日常生活動作(ADL:Acthivities of daily living)訓練を中心に実施されます。