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  3. 再生医療(次世代PRP、APS療法)について

APS療法(次世代PRP療法)のご案内

当院では、令和2年10月より再生医療(PRP、APS療法)を提供できる施設として厚生労働省の認可を取得しました。
当院は、人工関節(膝)にする前の選択肢として、再生医療(APS療法)を提供しています。

変形性膝関節症の治療

これまでの変形性膝関節症の治療では、軽度なら運動療法や薬物療法による保存療法、重度なら手術療法が行われています。
軽度の痛みであれば運動療法や消炎鎮痛薬(内服薬・湿布薬)で様子を見ることができますが、病気が進行してくると、消炎鎮痛薬に加えて、膝関節内にヒアルロン酸を注射して痛みを和らげる治療がよく行われ、さらに病気が進行すると手術療法となります。
「保存療法で痛みがとれない」「手術まではしたくない」等でお悩みの患者様に、当院では新たな選択肢としてバイオセラピーを提供しています。

バイオセラピーとは?

自分や他人の細胞や血液由来の成分を使い、病気の治療や傷んだ組織の修復を行う治療法です。

APS療法(次世代PRP)とは?

APSとは自己タンパク質溶液(Autologous Protein Solution)の略称で、患者様の血液から良いタンパク質と軟骨の健康を守る成長因子を高濃度抽出したものです。
APSは血液からPRP(多血小板血漿:Platelet-RichPlasma)を分離し特別な加工を加えることで、ひざ関節症の治療に有効といわれる成分を高濃度に抽出するため、次世代PRPとも言われています。
APS療法はご自身の膝関節内にAPSを注入し、関節内の炎症バランスを整えることで、炎症や痛みを改善し、軟骨破壊の抑制が期待されます。

治療の流れ

~検査実施日~

1. 患者様ご自身の血液を約55ml採取します
2. 採取した血液からキットを用いてAPSを抽出
3. APSを関節内に注入

APS療法費用について

関節内PRP(次世代PRP、APS)片膝:330,000円(税込み)

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