五輪橋整形外科病院の看護部は、『患者様・御家族の心に響く看護』を目指しております。今年度より新たな看護部理念を掲げております。高い倫理観をもち安全で質の高い看護を実践できる人材育成を目指し、院内研修・新人教育に取り組んでいます。現在、4名の新人が研修を終え、現場でプリセプターをはじめ、先輩看護師に見守られながら、1年をかけ、独り立ちを目指しています。また、スタッフのワークライフバランスを大切にし、五輪橋整形外科病院の看護師として、プライドとやりがいを持ち、笑顔で働き続けられる職場を目指しております。
~2階病棟~
急性期一般病棟です。外傷の患者様や社会復帰を目的とした肩や膝などの変性疾患の患者様が入院されています。安全に手術が受けられ、安心して入院生活を送っていただき、患者様が一日も早く笑顔で在宅および社会復帰していただけるよう、チーム一丸となり患者様中心の看護を提供しています。
なぜ看護師になり、当院を選んだか・・・
人の役に立つ仕事がしたいと考え看護師になりました。当院を選んだ理由は、整形外科の急性期から回復期まで患者様の日々の変化を学ぶことができると考えました。また、病院全体が「あたたかい」という印象があり、当院に入職しました。
日々の看護で感じること・・・
入職した頃は、技術・知識に不安や緊張がありましたが、プリセプターや先輩達にじっくり教えていただき安心して看護をすることができています。また、患者様の笑顔や日々、リハビリに取り組む姿にパワーをもらいながら働いています。まだ、未熟なことが多いため、たくさん勉強し、患者様の思いを傾聴して関われるよう経験を大事に過ごしています。
プリセプターとして大切にしていること・・・
自分が新人だった頃を思い出すようにして、新人の立場になって物事を考えるよう意識しています。新人看護師に寄り添い、個々のペースに合わせて成長ができるような関わりを持とうと計画を立てています。「人間繰り返せばいずれ慣れる」をモットーに、2,3度繰り返す指導を念頭においています。看護師としても社会人としても、良き成長ができるよう支えになっていけたらと思っています。
教育理念
専門職業人としての自覚を持ち、高い看護の質を目指し、自立した看護師を育成する。
教育目標
①看護実践能力
患者を適切にとらえ、アセスメントから評価までの看護の実践ができる。
②リーダーシップ・マネージメント能力
的確な判断・決断ができ、リーダーシップをとってチームナーシングを行える。
③対人関係能力
社会人として責任のある行動と、良好な人間関係を築くことができる。
④教育・研究能力
看護の専門職業人としての継続的な自己研鑽をすることができる。
新人教育
新人看護師が、職場に適応できるように、情報共有・交換や、必要時関わりを持ち、看護師として自信を持って看護実践をしていけるように支援する。また、全看護職員が新人とコミュニケーションを取り、支え合いながら成長できることを目的とする。
新人看護師であるプリセプティーを支援する体制として、ベテランの実地指導者であるプリセプターと先輩看護師であるエルダーを配置し、現場の看護を通してより実践的な指導を行う。